2025/08/14 00:00
こんにちは。このところ、手書きとは、書くこととは何かについて、あれこれ考えています。
今回は、私の思い出話をひとつ。
中学校のときの理科の先生が雑談好きな方で、授業の内容よりも雑談の方が頭に残っているのですが、印象的だったのが「『書く』の語源は『搔く』」という話です。
人間が紙に文字を書く以前は石板などを掘って(掻いて)文字を残していたわけですが、ペンを持って文字を書いている時、紙にインクが乗る感覚は私たちの脳内にも大きく働きかけ(=脳を引っ掻き)、脳の「シワ」をどんどん増やしている。これは、キーボードで文字を打っているときよりも、はるかに脳への刺激になっているといった内容でした。
この話を聞いてから、私は何か覚えたり考えたりするときには、必ず紙に「たくさん書く」ことを意識しています。
書いたら書いた分だけ、作品や練習用紙が積み上がっていくのも、達成感につながっているなと感じます。
これからも、たくさん書いて書いて掻いて、脳にたくさん刺激を与えつつ、生きた証を残したい…そんな気概で文字を書き続ける、そんな日々です。

こちらは私が普段持ち歩いている、「なんでもノート」。マルマンさんのルーズリーフミニを使っています。
アイデア出しをしたり愚痴を書き殴ったり(笑)、自由な使い方ができるのでおすすめですよ◎